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首都水没 (文春新書)
本, 土屋信行
によって 土屋信行
4.8 5つ星のうち 18 人の読者
ファイルサイズ : 28.86 MB
近年、異常気象によるゲリラ豪雨が日本各地で多発するようになり、大きな被害が出ている。首都・東京でも、ゲリラ豪雨のために家屋や地下街への浸水、交通網の乱れが出るなど、人々の生活に影響を及ぼす事態となっている。地球温暖化による気候変化が要因のひとつと考えられるが、東京都建設局課長、江戸川区土木部長などを歴任した著者の土屋信行氏は、「それ以上に、行政の対策が後回しにされていることが問題だ」と語る。たとえば、江戸川放水路や荒川放水路はそもそも、利根川水系が氾濫し、東京の中心部が浸水することを防ぐために作られている。言い換えれば、江戸川以東、荒川以東に水が逃げるようになっている。放水路が作られた時代には、それで問題なかった。だが、都市開発が進んだこの地区をいま豪雨が襲えば、多くの世帯が甚大な被害を受けかねない。にもかかわらず、放水路の東側は100年近く、放置されたままだ。土屋氏が危険だと指摘する都内の場所は、他にもいくつもあるが、その1つが東京駅。周辺が低地であるため、実は水没と隣り合わせの状況にある。また地下鉄も早急に対策が求められている。現在の構造のままだと、地下鉄に流れ込んだ水が、日比谷駅や銀座駅あたりで吹き出すことが懸念されている。すでに、台北の地下鉄で同様の事態が起きており、復旧には3カ月をようしたという。多発するゲリラ豪雨に対して、洪水対策の第一人者が、都内の危険地区を示すとともに、あるべき強靭化の方策を提案した必読の書。
ファイル名 : 首都水没-文春新書.pdf
以下は、首都水没 (文春新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
★★★★★ - 評価者: しゅぷらいがー、2019/10/15「まずまずに収まった」発言に怒る前に、本書を読むべし与党の政治家が令和元年の大水害について「まずまずに収まった」と発言して顰蹙を買いました。けれども、この本を読めば、この発言の真意が分かると思いますちなみに、著者は東京都の元土木課長ですが、国レベルの中央防災会議でも「利根川、荒川、江戸川の同時決壊で死者6千人」というショッキングな報告書を出していますこれと合わせて読んでいただけると、本書で言っていることの真実味が増すのではないでしょうか?(URLは規約上、載せられません)当然ながら、本書は、この報告書を踏まえています。N氏の発言の全文は「予測され、いろいろ言われていたことからするとまずまずには収まったと感じている。それでも相当な被害が広範に及んでおり対策を早急に打っていかなければならない」となっていました。我々庶民も生き延びなくっちゃならなくって本書を踏まえて、この発言の真意を読み取りたいです
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